2019年10月20日(日曜日) 22:53 地域・まち文化・スポーツ

【バレーV1】ヴィクトリーナ姫路が開幕3連敗 竹下佳江監督「勉強になった」

久光製薬スプリングス(2勝0敗) 3ー0 ヴィクトリーナ姫路(0勝3敗)

(26ー24 25ー10 25ー22/10月20日 佐賀市)

10月20日の女子バレーボールVリーグ1部(V1)。兵庫県チーム同士の戦いは、昨季V1優勝の久光製薬(練習拠点:神戸市)が、V1初参戦の姫路にストレート勝ち。久光製薬は開幕2連勝、姫路は3連敗。

女王に挑んだ若いチーム

第1セット、岩坂・石井・新鍋の日本代表3人を揃えた久光製薬に対し、姫路はルーキー4人が先発。
姫路は元ブラジル代表イブナ・マラの攻撃などで5-3とリードするが、久光製薬の元ブラジル代表ファビアナ・クラウジノがイブナをブロックし、たちまち逆転。井上の3連続サービスエースなどでリードを広げた。
粘る姫路はルーキー田中のサービスエースなどでデュースに持ち込んだが、久光製薬に押し切られた。
第2セットはファビアナのサーブが姫路のレシーブを乱し7連続得点を挙げるなど一方的な展開に。
第3セット、姫路はイブナやルーキー貞包(さだかね)の攻撃などで終盤まで競り合ったが、最後はファビアナのサービスエースで久光製薬がストレート勝ちした。

サーブ、ブロックが機能

久光製薬は前日の日立戦に続くストレート勝ち。酒井新悟監督は、「開幕2連戦をいい形で勝利できた。サーブとブロックが機能したことが勝因」と語った。

サーブレシーブが課題

姫路の竹下佳江監督は、「サーブレシーブが返球できないと試合にならない」とコメント。
前日の岡山戦は3セットとも14ー25の「情けない試合」(竹下監督)だったが、20日は女王に立ち向かった。
「とても勉強になるゲームだった。課題を修正できるよう練習する」。
次週、姫路はデンソー戦とNEC戦。V1初勝利が待たれる。

JTは3連勝

JTマーヴェラス(練習拠点:西宮市)は20日、東レアローズに3-2で勝利。開幕戦に敗れたあと3連勝。
(浮田信明)

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