2019年09月22日(日曜日) 20:15 地域・まち

「患者同士情報交換を」 アスベスト患者家族など交流会

アスベスト被害による患者本人や家族の悩みを共有する交流会が兵庫県神戸市で開かれました。

交流会には、およそ15人の市民が参加しました。
アスベスト被害は潜伏期間が長いことからいつどこで発症したか分からない患者も多く、9月22日の会は、本人や家族にも病気との向き合い方を知ってもらおうと企画されました。

会では、アスベストが原因とされる悪性胸膜中皮腫を発症し、およそ4年間、抗がん剤治療を受けずに病気と闘う兵庫県西宮市の藤原妙子さんが登壇。

藤原さんは、「病気を治すために、患者同士前向きに努力をすることが大切」と訴えました。

アスベスト被害をめぐっては、9月17日、神戸地裁は損害賠償の利息となる遅延損害金の起点の日を労災認定日ではなく、病院での診断日とする判断を示しています。

LINE

あわせて読みたい

広告

広告

広告

PAGE TOP