2019年09月18日(水曜日) 12:31 事件・事故地域・まち

神戸・三宮バス事故 初公判 運転手の男 起訴内容認める

ことし4月、神戸・三宮で市バスが歩行者をはねて、6人が死傷した事故で、過失運転致死傷の罪に問われている運転手の男の裁判が神戸地裁で始まり、男は起訴内容を認めました。

過失運転致死傷の罪に問われているのは、神戸市交通局職員で起訴休職中の男(64)です。 起訴状によりますと男はことし4月、神戸・三宮で市バスを運転中、ブレーキの踏み間違いによりバスを暴走させて歩行者をはね、明石市の大学生柳井梨緒さん(20)と神戸市須磨区のアルバイト那須勇成さん(23)を死亡させたほか、4人に重軽傷を負わせたとされています。

9月18日、神戸地裁で開かれた初公判で男は、起訴内容を認めた上で、「人の命を預かる者として、このような事故を起こしてしまい申し訳ありません」と述べました。

その後、検察側は、亡くなった那須さんの母親が「息子の見るに堪えない姿をひと目見てすごく痛かったと分かった」などと話しているほか、重傷を負った被害者が男に対し「許せない。男は刑務所で反省してほしい」などと述べていることを明らかにしました。

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