「妊活」のために来ていたアジアゾウの雌「みどり」のお別れ会が15日、兵庫県神戸市の王子動物園で開かれました。
神戸市立王子動物園で開かれたお別れ会ではアジアゾウの雌「みどり」が鼻でペンを持ち、人の顔や花の絵を描くパフォーマンスが披露されたほか、「みどり」と書かれた野菜や果物が用意されました。
「みどり」は2018年7月、宮崎市のフェニックス自然動物園から「妊活」のため王子動物園にやって来ました。
雄の「マック」とは仲が良く5回程度の交配に至ったということですが、期限のおよそ1年を迎え、宮崎に帰ることになりました。
15日にはこのほか寄せ書きコーナーも設けられ、訪れた人たちが「みどり」との別れを惜しんでいました。
いまのところ、妊娠しているかは分からず、11月末ごろに判明するということです。