明石市の男性職員が生活保護を受けている女性との面会記録などをねつ造していたことが分かりました。
明石市によりますと、50代の男性職員は、2017年4月から2018年2月までの期間、ケースワーカーとして担当していた生活保護受給者の50代女性の生活状況を記録する際の「ケース記録」4件で、家庭訪問をしていないのに訪問して面談したなどとうそを書いていたということです。男性職員は2018年3月に退職しています。
2018年5月に女性が自分のケース記録を問い合わせた際、うその記録があることに気づき市に問い合わせましたが元職員は否定。 女性の求めにより行われた2019年の再調査になって虚偽記載を認めたということです。女性の生活保護費受給額への影響はなかったということです。
明石市は全てのケースワーカーに虚偽記載がないか確認するなど、再発防止に努めるとしています。