神戸市中央区で暴力団組員の男性が銃撃され、撃った人物がスクーターで逃げた事件で、警察が特徴が似たスクーター1台を押収していたことが分かりました。
この事件は8月21日、兵庫県神戸市中央区にある指定暴力団山口組系弘道会の組事務所近くで、組員の51歳の男性が腹や腕など3カ所を撃たれ、一時意識不明の重体となったもので、銃撃した人物はスクーターで近づき、撃った後に逃走しました。
捜査関係者によりますと、現場から南に600メートルほど離れたマンションの敷地でスクーターが見つかり、現場近くの防犯カメラに写っていた犯行に使用された黒っぽいスクーターと特徴が似ているということです。
警察はこのスクーターを押収していて、関連を調べるとともに持ち主の確認などを進めています。