2年目を迎える卓球「Tリーグ」が8月末に開幕する。
女子の開幕戦が行なわれる大阪では、7月24日、女子の全4チームが集結して開幕前イベントが行なわれた。

Tリーグは男女それぞれ4チームずつで構成。各チームには日本や中国などの世界トップレベルの選手が所属しハイレベルな試合を見せる。初年の2018－2019シーズンは、男子は張本智和や水谷隼を擁する「木下マイスター東京」、女子は平野美宇や早田ひなを擁する「日本生命レッドエルフ」（大阪）がそれぞれ優勝した。

開幕前イベントには、日本生命レッドエルフのほか、「日本ペイントマレッツ」（大阪）、「木下アビエル神奈川」、「トップおとめピンポンズ名古屋」の女子4チームが集結。Tリーグの松下浩二チェアマン（バルセロナからアテネまで五輪4大会に出場）が「世界一のリーグを目指します」と抱負を語り、各チームの選手が挨拶した。

昨季の女子MVPに輝いた早田ひな（19歳　日本生命レッドエルフ）はサンテレビのインタビューに、「Tリーグが始まったことで卓球をいろんな方に発信できるので、プロ選手として自覚を持って頑張ります」と語った。

また7月に世界ランキング1位選手を破る大金星をあげた加藤美優（20歳　日本ペイント）は、「昨季はファイナルをテレビ観戦していて悔しい思いをしました。今季は最初からエンジン全開で勝ちを重ねていきます」と語った。

Tリーグ女子2019－2020シーズンは8月30日に大阪府立体育会館で開幕戦、日本生命レッドエルフ×木下アビエル神奈川戦が行なわれる。
（浮田信明）