2019年08月20日(火曜日) 15:14 地域・まち文化・スポーツ

「開幕から勝ちに行く」Bリーグ・西宮ストークス新HCが会見

男子バスケットボール「Bリーグ」2部(B2)西宮ストークスの新しいヘッドコーチ(HC)に、ドイツなどで指導経験があるマティアス・フィッシャー氏が就任した。
西宮ストークスは“Bリーグ元年”の2016-2017シーズンでB2優勝し、翌年B1に昇格したが1年で降格。3年目の昨季は序盤に連敗が続きB1復帰はならなかった。
フィッシャー新HCはドイツ出身の48歳。ドイツのトップリーグ「ブンデスリーガ」で長年指揮を取り、ドイツやルクセンブルクの代表チームのコーチも務めた。8月9日、西宮市内で記者会見し抱負を語った。

西宮は速いゲームができる

Q.チームの印象は― いいシューターが揃っている。アグレッシブなディフェンスと速いゲームができる。 Q.選手に求めることは― バスケットボールはあくまでもチームスポーツ。どの選手もドリブル・パス・シュートなど必要なプレーは全てできるようにしてほしい。

“ボールに仕事をしてもらう”

Q.どんなスタイルで戦うか― 西宮はスピードのある選手が揃っているので、攻守で相手にプレッシャーをかけることが重要だ。ヨーロッパでは「ピックアンドロール」(相手の守備を封じながら一転して攻撃する)を多用し、素早くボールを動かす。選手が仕事をするのではなく“ボールに仕事をしてもらう”イメージだ。 Q.来月の開幕までに何を― シーズン中は休みがないので、まず60試合戦える体づくりが必要。その上でチームに合った戦略を落とし込み、開幕の時点で勝つ準備ができているようにしたい。 フィッシャー氏は初の来日。西宮市の印象について「みんなフレンドリーに接してくれます」と笑顔で答えていた。

B1ライセンス取りにいく

西宮ストークスは新アリーナの竣工時期がB1基準に満たなかったため、保持していたB1ライセンスが4月のBリーグ理事会で認められず、B2ライセンスとなった。このままではたとえB2で優勝してもB1に昇格できない。西宮ストークスの運営会社の渡瀬吾郎社長は記者会見で「新アリーナについては引き続き西宮市と協議している。必ずB1ライセンスを取りにいく」と語った。
西宮ストークスは9月21日のバンビシャス奈良戦(西宮市立中央体育館)が開幕戦。今月25日(日)には午後5時から甲子園球場(西宮市)で新体制発表会を行なう(参加無料)。

(浮田信明)

LINE

あわせて読みたい

広告

広告

広告

PAGE TOP