但馬地域の産業を知ってもらうことで地元への愛着を育み、地域の活性化に繋げようと、但馬地域の小学生が温泉旅館を訪問しました。
湯村温泉を訪れたのは豊岡市や養父市、それに朝来市など但馬地域の小学校に通う4年生から6年生の児童15人です。
この職業体験は学校を卒業すると都市部に出てしまい、地元で就職する若者の少ない但馬地域の子どもたちに、ふるさとの仕事を体験し、愛着を深めてもらおうと、「但馬ふるさとづくり協会」が、実施しているものです。
児童たちは部屋の掃除や布団の片づけ、来客の準備作業などを体験したあと、家族と湯村温泉を散策。 荒湯で温泉玉子を作ったり、温泉街に点在する「隠れハート」を探して温泉街の魅力を感じていました。
「但馬ふるさとづくり協会」は今後もこの取り組みを続け、将来の地域の活性化につなげたいとしています。