2014年に丹波市で発生した豪雨災害から今月で5年となり、丹波市で復興イベントが開かれました。
市が主催した災害復興5年行事「和一処」は、災害を教訓としたこれからの地域づくりについて考えてもらおうと実施されたものです。
丹波豪雨は2014年8月、丹波市市島町で激しい雨が降り、土砂災害が発生。 1人が死亡、4人が重軽傷を負ったほか、住宅1000棟以上が被害を受けました。
行事には谷口市長などおよそ140人が参加。 東日本大震災や中越地震で被災し、その後、国内各所の被災地で、災害の記憶を継承しようと活動してきた山崎麻里子さんが講演を行い、「災害の教訓を後世に伝えることが大切だ」と訴えました。
また、丹波豪雨の被災者に加え、熊本地震や東日本大震災の被災者たちが、「強くて優しい安心社会を目指して」と題し、意見を交わしました。