2019年08月08日(木曜日) 15:33 地域・まち

地元の高校生が姫路城の障子紙を製作

世界遺産・国宝姫路城の障子紙を地元の高校生が製作し8日、障子に張る作業が行われました。

この取り組みは姫路藩で紙の製造が始まって2019年で200年を迎えることから当時の技術で障子紙を作り、姫路城の「帯の櫓」の障子に張ろうというもので、姫路市立琴丘高校の生徒たちが挑戦しました。

生徒たちは先月、姫路市香寺町で紙の原料となるコウゾの皮を取ったほか、姫路城の石垣を切り出した鬢櫛山ではガンピを採取し、紙漉きを行うなど準備を進めてきました。

8日は生徒およそ50人が「現代の名工」の表具師梅岡一晴さんの指導のもと、自分たちで作り上げた障子紙を1枚1枚丁寧に張っていきました。

障子紙は姫路城帯の櫓の障子に使用され、2020年2月に特別公開されるということです。

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