阪神淡路大震災を知らない神戸の児童が宮城県や岡山県の子どもたちとともに、防災について学ぶ交流会が7日から行われています。
被災地同士の絆を深めようと実施された「未来の宝夢と希望と絆の架け橋プロジェクト」。 神戸市の小学生に加え宮城県や岡山県からあわせて32人が参加しました。
初日の7日、子どもたちは慰霊と復興のモニュメントなどが設置されている東遊園地を見学。 瞑想空間では震災で亡くなった人たちの名前が刻まれた銘板に手を合わせました。
また、神戸市の危機管理センターでは、ガムテープがけがの応急処置や自分の居場所を示すためにも活用できることを教わるなど子どもたちは日頃からの備えの大切さを学んでいました。
このプロジェクトは9日まで予定されていて、子どもたちは神戸市北区の「しあわせの村」に宿泊し、寝る場所の確保や食料の調達など災害時に必要な知識を学ぶということです。