2019年08月07日(水曜日) 12:22 地域・まち

【特集】幻想的な一瞬をとらえる 水中カメラマン

神戸市東灘区出身のカメラマン香川裕貴さん。

大阪に自身のスタジオをかまえ、普段は家族写真やマタニティー撮影をしています。

「こどもちゃん中心で撮ってますね。」

「普段の気持ちを出してほしいというか、日常の写真を撮りたいなと思っているので、よりリラックスした雰囲気を心がけて撮っています。」

「子供を笑かしてくれたりとか、それがすごく自然と笑顔になるところがあるので。」(客)

こどもの一瞬の表情をとらえることが好きだと話す香川さん。先月、ある方法で撮影ができる、一風変わったスタジオを作りました。

その新しいスタジオはこちら、、一見民家にしか見えませんが、、?

「こんにちはーどうぞーこっちですー」

廊下を進むと、特大サイズのビニールプールが。

こちらから登って、この中に入ってもらって、それで、この黒の中で撮影をします。

こちらが日本初のオリジナル水中撮影スタジオ。横幅5.5m、縦2.7m、そして水深1.2mの大型プールです。

撮影開始。
水中の写真とは、、、一体どんなものなのでしょうか?

「ウォーミングアップー」
「いいタイミングで」

「いきましょうか」
「せーの」

完成した写真がこちら。
    
潜水できる間にドレスを揺らして、様々な動きを作ります。

香川さんは泡や照明を使って、水中でしか生み出すことのできない空間を表現します。

たまたまネットで海外の水中ウエディングフォトをみて、感動して始めました。

「水が好きっていうところと、カメラが好きっていうので、自分の好きをかけ合わせて、自分にしか撮れない写真が
撮れたときっていうのがすごく楽しいなと感じます。」

かつて20年間水泳に打ち込んできた香川さん。

これまでにも沖縄の海や、一般のプールをレンタルして水中写真を撮影してきました。
さらに、今回初めて導入したのが、部屋を暗くして、様々な模様を投影させたプロジェクションマッピングを使った水中撮影。

宇宙にいるかのような、幻想的な世界にひきこまれます。

「すごく水面の世界がきれいなので、少しでも多くの方にこの美しさを知ってもらえたらなと思っています。」

「ここを作った理由のひとつとして、プロジェクションマッピングができる場所っていうのが日本で初。こういった水中写真というのを、まず日本に広めていくというのが一つの大きな夢ですね。」

LINE

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