2019年07月26日(金曜日) 06:50 地域・まち

打てない阪神 広澤克実氏「練習するしかない」

阪神0ー6DeNA(7月25日 阪神甲子園球場)

阪神はDeNA先発の今永に完封され連敗。見せ場を作れなかった。

鳥谷はまだやれる

ベテラン鳥谷は23日の試合で先発出場し2安打とファインプレーを見せたが、24日はベンチ。25日は再び先発した。
25日のサンテレビボックス席で解説を務めた広澤克実氏(ヤクルトー巨人ー阪神)は、「鳥谷はまだまだやれますよ。ただベテランになると試合に出ないとそれなりの体になってしまう。出してあげるならずっと出してあげた方がいい」と求めた。
(鳥谷は無安打だったが、5回セカンドゴロエラーで2塁へ激走)

4番は相手の決め球を狙え

ヤクルトー巨人ー阪神の3球団で4番を打った広澤氏は、「私は相手投手のウイニングショットを狙った。絶対投げてくるので。大山も相手の失投を狙うバッターよりは、決め球を狙って打つバッターになってほしい」と注文をつけた。
一方、DeNAの筒香が最近2番で起用されていることについて広澤氏は「賛成できない。私の主観だが4番打者には責任感と使命感がある。信頼感という意味でも筒香が4番を打つべきだ」と私見を語った。

マルテに求めるもの

新外国人ソラーテが入団し、今後のマルテの起用法が注目される。広澤氏はマルテについて、「意外とボール球に手を出さずインコースのさばきがうまいが、求められているのは打率よりも本塁打と打点だ」と分析。
0ー2の7回2死走者なしでマルテが登場した場面では、「こういう所で打てる選手になってほしい。そのためには"ボール球を振るな"と言ってはだめだ。単純にホームランになるボールだけを狙えばいい。それ以外はアウトでいい」とアドバイスした。(結果はショートゴロ)

完封された阪神について広澤氏は、「いろんな状況をイメージしながらスイングしてほしい。練習するしかない」と奮起を促した。

26日は東京ドームで巨人ー阪神戦が行われる。予告先発は阪神が高橋遥、巨人は菅野。
(浮田信明)

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