2019年07月10日(水曜日) 17:23 地域・まち

台風被害の関西空港 護岸のかさ上げ工事進む

去年9月の台風21号で滑走路などが浸水した関西空港で、護岸のかさ上げ工事が始まり10日、報道陣に工事の様子が公開されました。

関西空港がある1期島の東側の護岸では先月からかさ上げ工事が進められています。 関西空港は去年9月の台風21号で高波が護岸を越え、1期島の滑走路やターミナルビルが浸水し、一時、全面閉鎖に追い込まれました。

これを受け、関西空港を運営する関西エアポートは、1期島の防災対策として護岸を最大で2.7メートルかさ上げする工事を進めていて、10日は設置された木の枠にコンクリートを流し込む作業が公開されました。

護岸のかさ上げ工事は来年度中に完了する予定で、関西エアポートは2022年度までに台風21号で多くの海水が流入した東側と南側の護岸に消波ブロックの設置するほか、滑走路を最大でおよそ40センチかさ上げするなど540億円規模の予算で防災機能の強化を図るとしています。

LINE

あわせて読みたい

広告

広告

広告

PAGE TOP