市長による職員への暴言が問題となった明石市で、市長や教育長など「特別職」からのハラスメントの相談を受け付ける第三者委員会が設置されました。
「明石市ハラスメント防止委員会」は弁護士や兵庫県警OBなど6人の委員で構成され、10日初会合が開かれました。
明石市では、ことし1月、道路工事の土地買収を巡り、過去に泉市長が担当の職員に暴言を浴びせていたことが発覚。これを受け、泉市長は辞職しましたが、その後の出直し選挙で当選しています。
市は、去年、一般職員からのハラスメントの相談に応じる窓口を開設しましたが、このたび設置された委員会は、市長や副市長、それに教育長など「特別職」からのハラスメントに対応します。
通報は、在職している特別職員から受けた事案のみに対応し、委員会は今月中に相談窓口を設置する方針です。