2019年07月02日(火曜日) 18:17 地域・まち

冬でも半袖半ズボン!? 不可解な「ブラック校則」とは

弘松キャスター:神戸新聞の紙面から気になる記事をご紹介します。林さん、きょうはどんな記事でしょうか?

林芳樹(コメンテーター):きょう、僕が目に留まったのは、この「学校の校則」。

弘松:「ブラック校則」?

林:「ブラック校則」っていうね、こんな言葉あるんですかね。僕も初めて見ましたけれども。

弘松:わたしも初めて聞きました。

林:校則もいろいろ、例えば、ということで、武庫川女子大准教授の西尾さんが調べて、「こういう校則が本当に要るんですか?」と訴えられているという記事です。

一部例を挙げますと、ひとつは自分の髪の毛が生まれた時から少し茶色っぽいよという人はいますよね、子どもさんでも。でも黒く染めなさいと。あるいはそのままでいくのであれば、「本当はこんな色なんです」ということをちゃんと証明するようなものを作りなさい、とかですね…。これはいくらなんでもという風に思いますよね。

あるいは冬の寒い時にコートを着ちゃいけない、あるいは女子生徒のタイツだめよっていうですね、意味が分からない。…とかですね、ちょっと普通で考えてもこれはおかしいんじゃないかと、そんなのをずっと挙げてですね、紹介しています。

この記事の一番最後に西尾先生がおっしゃってるんですね。タイツの何が問題なのか先生たちがきちんと理由が言えない。これはおかしいでしょう。あるいはこういう風にがんじがらめにするとですね、子どもの方が無気力になるんじゃないか。

弘松:確かに。

林:やはり訴えられているものは僕はうなずきますね。その通りだなと思って読みました。

弘松:校則だからしかたないなって学生時代思っていた記憶はありますけれども、それって考えるきっかけを失っていることになりますよね。

林:そういうことですね。「従えばいいや」と。

藤岡キャスター:説明ができないとだめですよね。

■7月2日放送 「情報スタジアム4時!キャッチ」より

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