国内では唯一淡路市の植物園だけが栽培する中国原産の幻の花が、昨夜3年ぶりに開花しました。
中国雲南省原産の「紅花山玉蘭(べにばなさんぎょくらん)」です。
モクレンの一種で、夜にしか咲かず、開花からわずか2時間で色落ちし始める「幻の花」とされていて、25日の朝の時点で、6枚の花びらのうち半分が開いていました。
2000年の淡路花博を記念して寄贈されたもので、国内ではここ県立夢舞台温室「奇跡の星の植物館」だけで見られるということですが、栽培は難しく、これまでに2度咲いただけです。
来園者が見守る中、25日の夜に満開を迎えました。
次の開花は、栽培がうまくいっても10年後くらいになるということです。