2019年06月20日(木曜日) 17:44 地域・まち

兵庫県内は4カ所 新地図記号「自然災害伝承碑」

過去の災害の記録を刻んだ石碑などの場所が一目で分かるよう、国土地理院が新しい地図記号の「自然災害伝承碑」を制定し、ウェブ上での公開を始めました。

国土地理院がウェブ上の地図で新たに公開したのは、過去の災害の記録を刻んだ石碑や記念碑を示す地図記号の「自然災害伝承碑」です。

石碑をイメージした地図記号となっていて、国土地理院のホームぺージから簡単に見ることができます。

この取り組みは、西日本豪雨で大きな被害が出た広島県坂町で明治時代の大水害を伝える碑があまり知られていなかったことを受け、国土地理院が行ったもので、学校の授業や街歩きなどで活用し、教訓を今後につなげてもらうのが狙いです。

兵庫県内では神戸市と芦屋市から合わせて4件が掲載されていて、阪神淡路大震災の慰霊と復興のモニュメントや希望の灯りなどがある東遊園地も選ばれています。

国土地理院は今後も自治体から情報を集め、ウェブ上のほか、紙の地図に反映させる予定です。

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