2019年06月19日(水曜日) 06:50 文化・スポーツ

阪神またミス、岡義朗氏「空回りしている」

阪神3ー5楽天(6月18日 倉敷マスカットスタジアム)

阪神は北條のエラーで失点。不振の近本に待望の1発が出たが、終盤に競り負けた。阪神は引き分けをはさんで4連敗。

トンネル抜けた近本

22打席ノーヒットだった1番近本について、18日のサンテレビボックス席で解説を務めた岡義朗氏(広島ー南海ー阪神—阪神コーチ)は 「ちょっと疲れ気味なのか、右足のヒザが折れている」と指摘した。
しかし3回、楽天先発・塩見から
6号ソロホームランを放った。
岡氏は「きれいに振り抜いた」。
兵庫県立社高の2年後輩となる楽天ルーキー辰己(社高ー立命大)の目前で放った1発だった。

「走るキャッチャーいない」

2回、ヒットの梅野がすかさず盗塁。現役時代、守備と走塁のスペシャリストだった岡氏は「キャッチャーで打って守って走るというのは大したものですね。近年、走るキャッチャーはいない」と高評価。
4回も、1塁走者の梅野は高山のセンターへのヒットで3塁へ激走。塩見の暴投で同点のホームを踏んだ。

ミスで流れを止めた

2回、北條がダブルプレーを焦って1塁へ悪送球。その間に楽天が同点とした。岡氏は「間に合わないと思ったら投げる必要ない。余分な点を与えて流れを変えてしまった」。
初回には、マルテの先制打の直後、走者の大山が2、3塁間に挟まれタッチアウト、チェンジ。大山は野手と激突しヒヤリとさせた。岡氏は「空回りしている。暴走と巧走は紙一重。押せ押せで行けそうなのに止めてしまった」と苦言を呈した。

19日は甲子園に場所を移して阪神ー楽天戦が行われる。予告先発は阪神が青柳、楽天は美馬。(浮田信明)

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