2019年06月17日(月曜日) 17:33 地域・まち

神戸山手女子高生の取り組み 被災地と開発途上国を同時支援

神戸山手女子高校の生徒たちが、被災地の熊本県などの食材を使った食品販売を通じて、開発途上国を支援しようと活動を続けています。

神戸山手女子高校の食堂には、お昼休みの時間帯、ドーナツを買い求める生徒たちが長い列をつくりました。

実はこのドーナツ、2016年の熊本地震で被災した企業から購入したものです。

神戸山手女子高校では、授業の一環として2015年からアフリカなどの開発途上国を支援するテーブル・フォー・ツーの活動に参加しています。

テーブル・フォー・ツーとは、1食20円ほどで開発途上国の子どもに学校給食が提供できることから1食の売上から20円を寄付する運動のことです。

神戸山手女子高校は熊本の食材を使うことで、国内の被災地支援を行いながら、開発途上国の子どもたちに給食を提供し続けています。

高校生たちの活動は高く評価され、この活動に参加するおよそ650の企業や団体の中から2016年度にはPR部門で大賞を2017年度にはメニュー部門で大賞を受賞しました。

神戸山手女子高校はこれまでに1万食以上をアジアやアフリカに寄付していて、来月14日には、大阪で開催される「日本国際ドラゴンボート選手権大会」の会場にブースを設けて、ドーナツなどの販売を行うということです。

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