2019年06月17日(月曜日) 15:46 地域・まち

【トレまる!】おむすび

まずやってきたのは、神戸元町にある「おむすび専門店」。

(岸田店長)

「五穀豊穣 米処 穂」は、あかふじ米でおなじみ、米卸大手の神明が手がけるお店。

テイクアウトはもちろん、店内で食べることもできます。 では、自慢のおむすび、お願いします。

 「まず、具材をお選びいただきます。250円と210円の中から具材を選んで、そのあと週替わりの米3種類から選んでいただきます」

 

季節や仕入れによって変わるおよそ20の具材と、3種類のお米から自由にカスタマイズできるのが、この店の特徴。

目の前で腕によりをかけて、握ってくれます。そして、できあがったのが・・・

1番人気の「焼き塩サバ」、それに、2位の「牛肉と舞茸時雨煮」のおむすびです。

香り高い兵庫県産ののりに包まれたお米は、まるで喜んでいるかのように光り輝いています。

 

「米には大変こだわっており、つきたて、握りたて、炊きたての三拍子」

「生産地や生産者を限定しているのと、精米してすぐ洗って炊いているので、新鮮なお米を食べていただけます」

 

ランチタイムには、日替わりおむすび2つと味噌汁に、小鉢、または、サラダがついたセットが人気です。

暑さが増すこれからの季節、手軽に食べられる手作りおむすびがあなたの食欲を刺激する事、間違いなしです。

 

苗を植え、稲が実って米となり、人のぬくもりによって出来上がる「おむすび」。

実のところ、兵庫は「全国でもっともおむすびと縁が深い県」といっても過言ではないのです。

そう話すのは、県楽農生活室の増田さん。

「1月17日はおむすびの日」

「おむすびの日」

「1月17日というと、阪神淡路大震災を思い出すのでは?」

「家を失くした人が不安のどん底にいた。そういった人に希望とぬくもりを与えたのがボランティアによるおむすびの炊き出し」

 

助け合いの精神を忘れないようにと、2000年に日本記念日協会が認定。その発信地は、紛れもなく、私たちが暮らす兵庫県だったのです。

 

さらに、県では毎年、「お弁当・おむすびコンテスト」を開催。小学生から高校生までが参加し、瑞々しい個性を発揮しています。

 

おしまいに、専門店をもう一軒。

神戸・三宮にある「おむすび俵」。地下一階の入り口を入ると、店内には、お酒がズラリ。

「はい、どうぞ。アジのなめろうです」

 

出てきたのは、どれもお酒に合いそうな日本料理の数々。店、間違えましたか?

「わははは。やっぱり料理もなかったら、おむすびだけというのはお客さんもおもしろないで」

「おむすびというのは日本の根本・原点やからね。日本人の原点を生かしたい。日本料理を生かしたい」

そんな、日本料理を引き立てる自慢のおむすびが、こちら。

 

のりが巻かれていないおむすびです。

お米は、兵庫県産から厳選したものを。塩やのりも、もちろん国産です。

気になる中身の具は、なんと100種類以上!

お客さんの声から新たなメニューが誕生する事もよくあるのだとか。

「元々クラブに勤めていて、女の子を連れて食べ歩いてもお寿司しかなかったので、寿司感覚でおむすびを食べられると」

 

こだわりは、手のひらにすっぽり収まる小ぶりなサイズ。1個80円から190円とお手ごろ価格も魅力です。

 

さらに、これでも大きいという人には、のりに切れ目が入っているので・・・このとおり。

簡単に二つに分けることができます。

「割れるということは女の子が食べやすい」「大きすぎても食べにくいしね」

季節料理のおともにするもよし。 楽しい宴の締めくくりに、食べるもよし。

自分だけのおいしい食べ方がきっと見つかるはずです。

「おむすびを食べながら季節感がわかる」「若い女の子、子どもさんがよく来てくれます」「家族連れが多いので、」よろしくお願いします」

 

 

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