梅の名所として知られる兵庫県たつの市の綾部山梅林では、梅の実の収穫作業が進んでいます。
たつの市の綾部山梅林は、24ヘクタールの広大な敷地に、「ひと目2万本」と言われる梅の木が植えられていて、播磨灘が一望できる西日本で人気の梅の観光名所です。
毎年この時期になると、梅林を管理する黒崎梅園組合の組合員が主に梅酒に使われる大ぶりで肉厚な「玉英」の実を1つずつ丁寧にもぎ取っていきます。
今シーズンは、暖冬など気候の影響で受粉がうまくいかず、収穫量は例年に比べ半分以下のおよそ1・5トンを見込んでいるということです。
梅の収穫は6月20日ごろまで続き、組合の選果場では現在、梅ジュースなどの加工品を販売し���います。