2019年06月14日(金曜日) 06:59 文化・スポーツ

阪神、タカに勝ち越しならず 中田氏「高橋遥は錯覚した」

阪神0ー3ソフトバンク(6月13日 ヤフオクドーム)

阪神先発の高橋遥人は好投したが、7回、グラシアルの1発に泣いた。

「高橋遥は素晴らしい」

阪神先発はローテーションに定着した左腕・高橋遥(常葉橘高ー亜大ー18年入団 ドラフト2位)。6月13日のサンテレビ ボックス席で解説を務めた中田良弘氏(1981年〜94年 阪神)は初回、「1戦、2戦とメッセンジャーと青柳がいいピッチングしているので、高橋遥はリラックスしていける。調子がいいので、どんどん向かって行っていい。逃げたらやられますね」とアドバイス。
2回にソフトバンクの4番デスパイネ、5番グラシアルを抑えると、中田氏は「高橋遥の良さは右バッターのインコースをどんどん突けるところ。あと外の抜いた球とか幅を使える」と分析。回が進むと「低めの球が多いのでベンチも安心して見ていられる。威圧感もある。素晴らしい」と絶賛した。
一方、ソフトバンクの左腕先発、大竹も好投し、若い両投手が6回まで無得点に抑え終盤へ。

 

グラシアルに痛恨の1球

高橋遥は7回、1死1塁2塁でグラシアルを迎えた。初球、2球目は連続空振り。3球目は際どいボールで外角を攻めたが、4球目をスタンドに運ばれ3ラン。中田氏は「最初のストレート2球にグラシアルは全然合ってなかった。だから投手は『真っ直ぐでいけるよな』と錯覚するんです、変に落として打たれるより……。僕も若い頃そうでした」と解説した。

大竹に沈黙した阪神打線

中田氏は、「大竹にはこの球は怖いなというものがないので、阪神のバッターは迷い過ぎて、いろんな球を待っちゃうのでは」。

阪神は14日から京セラドームでオリックスと3連戦。予告先発は阪神が古巣相手の西。オリックスは成瀬。
(浮田信明)

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