2019年06月13日(木曜日) 12:54 文化・スポーツ

芦屋市立美術博物館 阪神間の名勝を描いた作品展

阪神間の街並みの移り変わりを絵画で楽しむことができる展示会が芦屋市の博物館で開催されています。

川西市出身の青山政吉は、日本で日本画を学んだのち、30代でパリに留学し、西洋画を学びます。 帰国後は日本全国を巡り日本画の繊細さと西洋画のダイナミックさをあわせ持つ水彩画で、全国の多くの風景を描きました。

芦屋市立美術博物館では、青山さんが描いた阪神間の風景を展示しています。 明石海峡大橋がかけられる前の須磨浦海岸の様子や、改修前の甲子園球場など、水彩画から時間の流れを感じることができます。

また第二展示場では1917年、大正6年に朝日新聞に連載された版画、30点が展示されています。

当時は、公害問題で大阪から阪神間へ人を移住させようとの動きが盛んな時期でした。 驚くべきは、大正時代に阪神電鉄が大阪から三宮まで電車を走らせていることです。 また、城下町として栄えた尼崎の様子と、ハイカラな神戸の違いを感じることができます。

この展示会は、芦屋市立美術博物館で6月30日まで開催されます。

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