何かを訴えかける赤ちゃん。外出先で急にあるものがなくなって困った経験はありませんか?
「大きいやつをそのまま買ってしまうことが多い」(女性客)
「大きいパック分しかなくて1個、2個入りのパックの分がどうしてもなくて荷物になるしどうしようか悩んだんですけど買うしかないので」(女性客)
「買って、これ嫁にいらんやんと怒られたりとか小分けやったらいいのにと思うんですけどね」(男性客)
いざという時に必要なあれが!この自動販売機に。
「缶コーヒーやお茶などが販売されていて一見普通の自販機に見えますが、こちら。紙おむつや赤ちゃんのおしりふきが自販機で売られています」(藤岡キャスター)
「あっ!紙おむつがなくなった」という緊急時に大量買いしなくてすむ2枚入り。あったらいいなという声から生まれたまさに「神」おむつです。
通りかかった年配の女性たちは-。
「メリーズならメーカー品やねー、ちょっとした時にいいねー。ちょっとここで買って、もうちょっと時間もたせるわってなるよねー へー」
「私らの若い時はなかった!」「そんなんなかった!」「昔あったら良かったのにね~」
自販機が設置されたのは、イオン明石ショッピングセンター2番館1階にある赤ちゃん休憩室の前です。小売業大手のイオンは、利用者から要望があったことからことし3月、関西の商業施設で初めておむつの自販機を設置しました。
「明石市の政策が子どもに力を入れていますので子育て、子どもさんに来ていただきたいというところを力を入れてリュニーアルしましたのでその中の1つが自動販売機です」(イオン明石ショッピングセンター 江野本さん)
紙おむつは花王のメリーズパンツ、2枚入りが200円でMサイズとLサイズの2種類。子ども用のおしりふきも10枚入り110円で販売されています。
「もうちょっと安くてもいいのかなと思いますけど使えるかなと思います。緊急時に」(女性客)
「1枚しかなくてお通じが結構頻繁に出た時にどうしようって思うんですけどこれだったら。そんなに枚数入っていないから非常時は使えるかなと思います。」(女性客)
自販機を管理する関西キリンビバレッジサービスによりますと、おむつの自販機は全国で10台程度。関西ではイオン明石ショッピングセンターと伊丹空港の2カ所に設置されています。