淡路市に関西では初めてとされる一風変わった建築物が完成し、31日、お披露目会を兼ねた完成記念式典が開かれました。
まるでグリム童話に登場しそうなかわいい外観。 淡路市に完成したこの家、実は、土のう袋などを積み上げて建てられた「アースバッグハウス」と呼ばれる建物です。
つくったのは、淡路島の耕作放棄地を整備し、農業を通じて永続的な社会の実現を目指す淡路市の会社、タネノチカラと、活動に賛同する地元の人たちです。
総勢60人がかりで土のう袋を38段家の形に積み上げ、完成まで3ヵ月ほどかかりました。この建物、耐震性や耐火性に優れ、災害に強い構造だということです。
この「アースバッグハウス」、いまは1棟だけですが、これから11棟まで増やし、宿泊施設として活用する予定です。