神戸連続児童殺傷事件で当時小学6年生だった土師淳くんが犠牲となってから24日で丸22年です。 淳くんの父・守さんが手記を寄せました。
「元号が平成から令和に変わりましたが、私達家族の子どもへの想いは変わることはありません。」
22年前の24日、神戸市須磨区で土師淳くん殺害され、遺体の一部が中学校の正門で見つかりました。 警察は当時、中学3年生だった少年を逮捕。 ほかにも女子児童4人を殺傷していたことが明らかになりました。
淳くんの父・守さんは手記の中で命日の前に届いていた加害男性からの手紙が届いていないことに触れ、「加害男性が犯した犯罪に向き合い、真実を導き出す必要がある」としたためました。
このほか、全国犯罪被害者の会あすの会の活動で大きな成果を得たとした一方、被害少年やその兄弟への支援、自治体の犯罪被害者支援条例の制定推進など多くの課題が残ると指摘し、「被害者問題の改善に向けて活動を続けていきたい」と思いを綴っています。