2019年05月24日(金曜日) 12:30 事件・事故

青酸化合物連続殺人事件 筧千佐子被告 2審も死刑判決

青酸化合物を使った連続殺人事件で殺人などの罪に問われ、1審で死刑判決を受けた女の裁判で、大阪高裁は24日、控訴を退け死刑判決を言い渡しました。

殺人などの罪に問われていたのは京都府向日市の無職・筧千佐子被告(72)です。 判決によりますと筧被告は2007年から2013年にかけ、夫の勇夫さん(当時75)や内縁関係の高齢男性3人に青酸化合物を飲ませ殺害しました。

1審で弁護側は「被告は事件当時認知症を発症していた」などと無罪を主張しましが、京都地裁は「犯行当時は認知症ではなく計画的犯行を遂げている」として求刑通り死刑判決を言い渡し、弁護側が控訴していました。

24日の控訴審判決で大阪高裁の裁判長は訴訟能力がないとして公判の停止を求めた弁護側の主張を退け、1審の裁判員裁判の判決を支持し、筧被告に死刑を言い渡しました。

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