2019年05月22日(水曜日) 18:19 地域・まち

Bリーグから教壇へ、西宮ストークス梁川さんがTシャツを寄贈

男子バスケットボールBリーグ2部(B2)西宮ストークスの梁川禎浩(やながわ・ただひろ)さんが今季限りで現役を引退した。現役時代の梁川さんは養護施設の子どもたちを試合に招待する「YANAGAWAシート」の活動を続けてきた。梁川さんは21日、活動の節目として「全国里親会 大阪市里親会」の子どもたちにTシャツ100枚を贈り、「バスケットボールの試合は面白いので、ぜひ見に来てください」と話しかけた。

 梁川さんは尼崎市立城内中からバスケットボールの名門・能代高(秋田県)、筑波大と進み、リンク栃木を経て兵庫ストークス(当時)に入団した。

身長183センチ、背番号19、「点取り屋」とされるSG(シューティングガード)として活躍した。Bリーグ元年の2016-2017シーズンは全60試合に出場。491得点を挙げて西宮ストークスのB2優勝・B1昇格に貢献した。今季は再びB2でプレーし、現役最後となった4月20日の最終戦(西宮市立中央体育館)ではチームにとっての最終得点を自らのフリースローで決めた。そして試合後、チームの仲間たちから胴上げされた。Bリーグ在籍の3年間で公式戦163試合に出場、計957得点を挙げた。

 梁川さんは筑波大時代に中学高校の保健体育の教員免許を取得しており、今後は教員として指導者の道を目指す。(浮田信明)

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