世界的建築家・安藤忠雄さんの作品模型を展示する「Ando Gallery」が23日オープンするのを前に、22日、オープニングイベントが行われました。
兵庫県立美術館に23日にオープンする展示棟「Ando Gallery」。 記念式典には、設計を担当した安藤忠雄さんのほか、兵庫県の井戸知事などおよそ200人がお祝いに駆け付けました。
この展示棟は美術館のにぎわい作りに、兵庫県立美術館を設計した安藤さんに新たに依頼したもので、講演会で安藤さんは、「芸術は生きる力になる」と訴えました。
「Ando Gallery」の常設展示では、安藤さんの原点ともいえる住宅作品や代表作「光の教会」などをはじめ、兵庫県内での建築や震災復興プロジェクトを模型などで紹介。
また企画展示では、来年3月大阪市にオープン予定の「こども本の森中之島」など初公開作品が並べられています。
このほか、壁一面を覆う本のコーナーなど遊びの空間も用意され、子どもから大人まで多くの人が感性を磨ける工夫が施されています。
「Ando Gallery」は23日オープンで、観覧は無料となっています。