2019年05月22日(水曜日) 06:58 文化・スポーツ

阪神連敗ストップ、広澤克実氏「甲子園で勝つことが優勝の条件」

阪神3ー2ヤクルト(21日 阪神甲子園球場)

阪神は福留のタイムリーで先制し、梅野、木浪のタイムリーで加点。先発青柳が3併殺を奪う力投で4勝目。甲子園での連敗は「5」でストップした。

「大山は相手をダマせ」

初回、4番大山がヒット。1塁走者糸井を3進させ福留の先制打につなげた。
21日のサンテレビボックス席で解説を務めた広澤克実氏(ヤクルトー巨人ー阪神)は、「大山は最初のストライクをヒットにした。積極的でいい」と評価した一方で、「大山は何を狙っているかが相手に分かりやすい。大山には相手を騙すテクニックが必要だ。真っ直ぐ狙いのステップをしながら変化球を打つとか…。福留のようにいいバッターは何を狙っているかが分からない」。
8回のセンター前ヒットにも「今のコースは引っ張って長打にしてほしい。これからの課題だ」と注文をつけた。

ゴロを打たせた青柳

先発青柳は初回を無難な立ち上がり。広澤氏は「青柳のストレートにバッターが差し込まれている。きょうは好投しそうだ」と早々と“予言”。青柳は3併殺を奪ってヤクルトを抑えた。「打者はゴロを打たないようにポイントを合わせるが青柳のボールが少し沈んでいる」。

明日に繋がるってホント?

広澤氏は試合の合間に持論を語る。この日も「よく最終回にいい攻撃をすると『明日につながる』と言うけれど、そんなことは全くない。つながったことがない」と笑わせ、「自分も年を取って理屈っぽくなった」と締めた。

甲子園で勝て!

これで阪神は甲子園で9勝13敗となり、なお負け越している。
広澤氏は「阪神が優勝争いをするには甲子園で勝ち越すことが条件だ」と一層の奮起を促した。

22日も甲子園で阪神ーヤクルト戦が行われる。予告先発は阪神が岩田、ヤクルトは高橋。
(浮田信明)

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