兵庫県豊岡市の城崎温泉では、子どもたちの健やかな成長を願う「しょうぶ湯まつり」が5月3日から開かれるのを前に、地元の子どもたちが一足早く初湯を楽しみました。
豊岡市の城崎温泉では、3日から「しょうぶ湯まつり」が始まります。
薬草の「ショウブ」を入れた「しょうぶ湯」は体を温めて病気や災難を払うとされています。
5月5日の「端午の節句」に子どもを入れて無病息災を願います。
2日は招かれた地元の子ども4人がひと足早く、但馬産のショウブを入れた初湯を楽しみました。
風習にならい、鉢巻のようにショウブを頭に巻き、さわやかな香りが立ちこめる中、気持ちよさそうにお湯につかっていました。
城崎温泉では3日から5日までの3日間、「しょうぶ湯まつり」として7つの外湯と一部の旅館の内湯で朝と夕方の2回、湯舟に2000本のショウブが浮かべられます。