2019年04月23日(火曜日) 17:54 事件・事故地域・まち

無免許バイクに押され男子生徒死亡 尼崎踏切死巡る裁判 和解成立

2015年、尼崎市内で自転車に乗っていた高校1年の男子生徒がバイクの少年に押され、電車と衝突し亡くなった事件で、男子生徒の遺族が少年らに、損害賠償を求めている裁判で、23日和解が成立したことが、遺族への取材でわかりました。

2015年、尼崎市で当時16歳の少年が無免許でバイクを運転し、一緒にいた当時高校1年の山内美輝さんが乗る自転車を足で押して踏切内に進入させ、山内さんは電車と衝突し死亡しました。

少年は傷害致死の罪に問われ1審の神戸地裁で懲役4年以上、6年以下の不定期刑を言い渡されましたが、「少年に反省の色が見られない」などとして、山内さんの両親が7600万円の損害賠償を求め提訴していました。

これまでの裁判で少年側は棄却を求め、争う姿勢を示していましたが、23日、遺族に対し謝罪することや、5200万円を支払うことで和解が成立しました。

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