2019年04月20日(土曜日) 22:48 事件・事故地域・まち

JR福知山線脱線事故から14年を前に 「組織罰」について考える

4月25日でJR福知山線脱線事故から丸14年を迎えるのを前に、重大事故を起こした組織の刑事責任を問う「組織罰」について考える講演会が兵庫県川西市で開かれました。

この講演会は、JR福知山線脱線事故の遺族などでつくる会が開いたものです。

乗客と運転士合わせて107人が亡くなったJR福知山線脱線事故を巡っては、JR西日本の歴代3社長が業務上過失致死傷の罪に問われましたが、2017年無罪が確定しました。

講演会では、脱線事故で長女を亡くした大森重美さんが登壇。 組織の責任を問うことができない日本の司法制度が抱える問題点に触れ、「組織罰」の創設で、事故を未然に防ぐことができると語りました。

会では今後も「組織罰」の創設に向けて署名活動などを続けていくということです。

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