2019年04月19日(金曜日) 18:36 地域・まち

神戸市・高1転落事故 市長直轄で第三者調査を要望

2017年に兵庫県神戸市で男子高校生が長時間の指導後に校舎から飛び降りた問題で、生徒の代理人は19日、久元市長に第三者による調査組織の設置を求めました。 

19日に神戸市役所を訪ねた男子生徒の代理人弁護士は、当時の指導実態を明らかにするため、久元喜造市長直轄の第三者委員会で調査を求める要望書を手渡しました。 

この問題は2017年12月、神戸市立六甲アイランド高校で当時1年生の男子生徒が、教諭から別室で2日連続合わせて16時間にもわたる指導を受けた後、校舎5階から飛び降り一時重体となったもので、生徒は転校した今も松葉づえが必要な状態だということです。 

代理人は会見で、「教育委員会のこれまでの説明は真っ黒に塗りつぶされた用紙数枚を渡されるだけ。
真実を隠そうとしていると思うばかりです。 
教育委員会とは無関係に公平な第三者の調査を希望します」とする保護者のコメントを公表しました。 

市の担当者は「責任を持って市長に報告する」としています。

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