豊岡市の城崎マリンワールドに新施設「日和山海岸ミュージアム」が完成し、内覧会が行われました。
城崎マリンワールドに誕生した新施設「日和山海岸ミュージアム」は、生き物の飼育や繁殖について紹介しようと、およそ7億円をかけて建設されました。
施設は3つのゾーンで構成されていて、およそ300種類の生き物の、飼育や繁殖プロジェクトについて詳しく紹介する「企業メッセージゾーン」では、飼育員しか撮影できない貴重なカマイルカの出産シーンや、親になるのに10年かかると言われるズワイガニ繁殖プロジェクトなどを紹介。
他にも、幅25m、高さ5mの壁にコウノトリの生態を映し出し、この地域が取り組んでいる「コウノトリの野生復帰プロジェクト」について紹介する「地域メッセージゾーン」や、山陰海岸の魅力を紹介する「GIOPARKゾーン」が設けられています。
また、屋外のプールでは、カマイルカをペアリングし、繁殖のようすが観察できます。 城崎マリンワールドの新施設は今月25日にオープンします。