2017年、兵庫県多可町で当時小学5年の女子児童が自殺した問題で、町の再調査委員会が「最も大きな原因はいじめにあった」とする報告書を発表しました。
この問題を巡っては、多可町教育委員会が設置した第三者委員会が2018年、女子児童へのいじめを認定していましたが、遺族は「どのようないじめがあったのかわかりにくい」として再調査を申し入れていました。
町が新たに設置した再調査委員会は15日、足を蹴られたり行動を監視されたりするなど、女子児童が受けていたいじめが自殺の最も大きな原因だったとする報告書を発表。
遺族は代理人を通じて「悲痛な思いを周りの大人が気づき助けられなかったことが、今も悔しく悲しい」とコメントしています。