2018年10月17日(水曜日) 17:02 地域・まち

借り上げ復興住宅訴訟 男性に明け渡し命じる判決

  • 男性が住む借り上げ復興住宅「キャナルタウンウエスト」

阪神淡路大震災の被災者に神戸市が提供した借り上げ復興住宅のうち、返還期限を迎えた住宅の入居者に市が退去を求めている裁判で神戸地裁は17日、入居の際期限を知らされていなかった男性に対し、明け渡しを命じる判決を言い渡しました。 

阪神淡路大震災後、市がUR=都市再生機構から20年契約で借り上げた復興住宅を巡っては、これまでに神戸市兵庫区にあるキャナルタウンウエストなど複数の住宅がURへの返還期限を迎えていて、市は継続入居の要件を満たさずに住み続けている住民を相次いで提訴。 

17日は入居許可書に期限が書かれていなかった男性(67)の裁判が神戸地裁で開かれ、冨田一彦裁判長は市側の主張を全面的に認め、男性に明け渡しを命じる判決を言い渡しました。 

判決を受け男性は、「判決内容に驚いて何も言えない。今の住宅にしか住めないので控訴します」とコメントしています。 

また、神戸市の久元市長は、「市の主張が認められた妥当な判決と考えている。今後も入居者に対し丁寧できめの細かい対応を行っていきたい」とコメントしています。

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