2018年03月30日(金曜日) 13:43 事件・事故

「飲んだら乗らない」娘の遺作で飲酒運転撲滅を訴え/兵庫県

こちらは3年前の飲酒ひき逃げ事件で犠牲となった女性の作品で作られた、飲酒運転撲滅を訴えるポスターです。 最愛の娘が遺した遺作で、飲酒運転の撲滅を訴える遺族の思いを聞きました。

濱口雅子さん。 酒を飲んで車を運転していた男に、大切な娘の命を奪われました。

2015年8月、神奈川県葉山町で、酒を飲み制限速度を38キロ超えて走行していた男の車に、海水浴帰りの歩行者3人がはねられました。 車はそのまま逃走。

2人が重傷を負い、当時美大生だった濱口望さん(当時23)が亡くなりました。 幼い頃から絵を描くことが大好きだった望さん。 神戸市内の高校を卒業後、神奈川県の女子美術大学に通い、将来は芸術の世界で生きていくことを夢見ていたと言います。 事件後、突然望さんを失った悲しみに暮れていた濱口さん。

しかし、望さんが遺した数々の芸術作品をもっと多くの人に見てもらいたいと思うようになり、神戸に部屋を借りて作品を展示し始めました。

事件がなければ芸術家として活躍し、世界中に自身の作品を発信するはずだった娘。 事件から3年。 今月に入り、濱口さんは二度と同じ思いをする人が出ないよう、望さんの作品で飲酒運転撲滅を呼び掛けるポスターを制作。 ポスターには望さんの自画像と、明るくポップなイラストを選びました。 「飲んだら乗らない」。当たり前のルールが、少しでも社会に広まるように。

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