炎の証言

炎の証言 ~神戸空襲70年 継承への警鐘~

戦後70年 証言を残すことができるラストチャンスかもしれない―

20年前の阪神淡路大震災で被災したサンテレビ。社員全員が戦後生まれであり、震災を経験していても、戦争を知っている人は1人もいない。戦後70年。私たちは今、「戦争を知り、証言できる人がいなくなる」という問題に直面している。
次の世代に戦争の悲惨さや命の尊さを伝えていくためにも、証言を残していくことは兵庫の放送局として使命である。70年前のあの日、神戸で何が起きて、市民が何を経験したのか?戦火に包まれた神戸の「炎の証言」を記録し、次の世代へと残していく。

「戦争のようだった」

20年前の阪神淡路大震災でよく聞いた言葉だ。ちょうど半世紀前に、神戸の市街地のほとんどが焼失する大規模な空襲があり、空襲と震災を重ね合わせた人も多い。
1945年、神戸ではアメリカ軍のB29による無差別爆撃が繰り返された。市街地は焼け野原になり、約8000人が亡くなったと推定されているが、正確な数は分かっていない。あの日、神戸の街で何が起きたのか?・・・

“生きている人たちのお話を1つでも聞いてほしい。
あなたより後の人たちはDVDでしか見られなくなる。
命の大切さだけきっちり分かればそれは必ず平和につながることだから”