阪神淡路大震災24年 特別番組

6434人の尊い命が奪われた阪神淡路大震災から、まもなく24年を迎えます。
地震発生から丸24年となる2019年1月17日、サンテレビでは、犠牲者を追悼するとともに、記憶・教訓を継承する取り組みの重要性を考える特別番組を放送します。

「阪神淡路大震災1.17のつどい」~あの日からそして未来へ~
2019年1月17日(木)午前5時30分~6時15分【生中継】

神戸・三宮、東遊園地で営まれる「1.17のつどい」の模様を生中継します。
番組では人と防災未来センター語り部の方をゲストに迎え、当時の状況や現在の思いなどを伺います。
また、地震の発生時刻に合わせて捧げられる黙祷や、「神戸市追悼の集い」の模様もお伝えします。

<ゲスト>
山下准史さん(震災で両親を亡くす)
秦 詩子さん(人と防災未来センター語り部)
柴田大輔さん(神戸市遺族代表、震災で弟2人を亡くす)

<進行(サンテレビアナウンサー)>
橋本航介/松浦宏子
阪神淡路大震災24年 特別番組~あの日からそして未来へ~

「阪神淡路大震災1.17」~あの日からそして未来へ~
2019年1月17日(木)午後9時~9時55分【生放送】

阪神淡路大震災から丸24年。歳月の経過とともに、震災を知らない世代が増えるなか、教訓を語り継ぐ活動の重要性がますます高まってきています。番組では震災当日に神戸市兵庫区で生まれ、現在語り部活動を続けている男性と、神戸市長田区で被災し、目の前で弟2人を亡くしながら、各地で体験を語り続けている男性に、それぞれ思いを伺います。
また、震災の前後に生まれ、震災24年を前に結婚するカップルに密着。結婚を機に「1.17」と向き合った彼らの姿をお送りします。

【特集】「それでもここへ帰りたい 」被災者遺族がつなぐ思い

阪神淡路大震災が発生した1995年1月17日、たった1日で幼い弟2人を亡くした柴田大輔さん。弟たちを亡くした神戸市長田区の地には「悲しい思い出もあるけれどまた帰りたい」と話す。今は、消防団員として訓練に参加するほか、語り部の活動を通し、「防災の大切さ」を伝えている。
阪神淡路大震災から24年、地域の人や家族とともに前へ歩み続ける柴田さんの姿から、震災の教訓を継承することの大切さについて考える。

【特集】1月17日に誕生した“いのち” ~僕だからできること~

夜明け前の神戸のまちを大きな揺れが襲い、6434人もの命が失われた1995年1月17日。停電で真っ暗になった病院で1人の男の子が生まれた。中村翼さん。大きくなるにつれて、震災の日に生まれたことを意識するようになり、その重みに思い悩んだこともあったという。
その後、両親から自分が生まれた時の経緯を聞いた中村さんは大学で防災教育を専攻。2017年12月には遺族らでつくる団体「語り部KOBE」に加入した。震災の記憶はなくても、自分にしか語れないことがある。翼さんがたどり着いた自分の役割とは───

【特集】神戸とともに24年 結婚式を機にたどる震災の記憶

2019年1月14日。阪神淡路大震災を知らない2人が結婚式を挙げた。新婦・小川里緒さんは、震災当時まだ母親のおなかの中。これまで自分が生まれた1995年がどんな年だったか、どうやって震災から守られたのか、意識したことはほとんどなかった。
小川さんが生まれた時、神戸では何が起こっていたのか?結婚式を前に両親に震災時の話を聞いた里緒さん。父や母をはじめ、多くの人に支えられて大人になったことを知った彼女は、結婚式で何を伝えようとするのか。

上記3本の特集に加え、1995年1月17日の映像とともに、祈りに包まれる震災24年の1日を振り返ります。


<出演(サンテレビアナウンサー)>
小浜英博/影谷かおり

阪神淡路大震災24年 特別番組~あの日からそして未来へ~