番組審議会

第422回 放送番組審議会

開催日時:2013年7月9日(火)
出席委員:5人

議事 釣り情報ワイド「ビッグ・フィッシング」
毎木曜日22時00分~22時55分放映

審議概要
1984年10月の放送開始以来29年を数える長寿番組。7月25日には、放映1500回を迎える。1989年10月からは、2代目としてオール阪神がMCを担当、釣り情報誌の元編集者らと、週替わりのゲストが登場する。近畿圏の視聴者が釣行できる範囲を中心に、毎回ビデオ3本と旬の釣り情報を、スタジオトークを交えて展開している。
いわゆる“やらせ”は一切なしで、釣果がなくてもそのまま放送するというコンセプトを貫いている。
今回は、本年6月20日放送分(#1495)のCMをカット。約45分に短縮して視聴した。ゲストは、俳優の生瀬勝久。

委員の主な意見(要旨)
  • 「29年も続いているというのは、たいしたもの。驚きとしか言いようがない」
  • 「(プロ野球)阪神タイガース(戦中継)と並ぶサンテレビの看板番組。長年の努力に敬服する」
  • “やらせ”なしが視聴者に信頼され、長寿番組に繋がっているのだろう。是非とも続けて貰いたい番組」
  • 「出演者が楽しんでいる雰囲気が伝わってきて、全く釣りの知識がない人間でも、退屈せずに見られる」
  • 「『釣り』は(しない人にとって)遠い存在でも、『おさかな』は日本人にとって身近な存在。意外に近くに生息しているなどの発見もある。そんな視点でも制作して貰えれば」
  • 「農業は循環型だが、釣りはどうか。持続可能性の観点など、自然との兼ね合わせといった発想も持ってほしい」
  • 「人の繋がりが希薄になってきていると言われる中、釣りというものが人を結びつける役割を果たしているか、釣るだけでなく釣っている人に目線を当てた番組も作れそう」