4番大山

〈6/15 オリックス 3x-2 阪神 (京セラドーム)〉

勝:エップラー
敗:ドリス

1点を追う4回表。先頭糸原2ベース、糸井がセカンドのグラブをはじくタイムリー2ベース。
無死二塁で大山だったが、走者を進めるに留まり、この回同点止まり。

その裏、送球には抜群の安定感のある大山がなんでもないサードゴロを1塁悪送球。
ここは岩田が踏みとどまり事なきを得た。

昨日も、いや、毎日そうなのだけど、どうしたって4番の大山が目立ってしまう。
そんな中、3打席目でやっと出たヒットが勝ち越しのタイムリーだったから嬉しかったし、大山自身もベンチにガッツポーズをして笑顔を見せた。チームもファンの心も明るく照らした。

しかし直後に暗転。
福留の打球がリプレー検証の結果、セカンドへの…ゴロとなった。
一走大山が2塁へスライディングしていたら、福留の内野安打となっていたはずだ。
このプレーに矢野監督が厳しく怒った。

なぜスライディングしなかったかには二つの理由が考えられる。
一つは、1塁へ投げると思っていた。
もう一つは、抜ければ3塁へ行こうと思っていた。
後者だと難しい判断を迫られた上でのミスということになるが、前者だと矢野監督の言う通り擁護できないものだ。しかもベース手前では抜いたように見えたから尚更だ。

長いシーズン、誰だってミスをする。矢野監督はそれについては寛容な人だと思う。
けれど、当たり前のことを少しでも怠ると、厳しい。
私も、そういう日もあるさ、とは言えない。

だが矢野さん…福留のヒットがヒットでなくなったというのは、いくらなんでも言い過ぎちゃうか…ベテランといえどヒットが出ず苦しんでいる仲間からヒットを奪ったこともダメだと言いたいのだろうけど、走者いなければ普通にゴロだ。6月11日に復帰してからヒットが出ていない。福留には福留自身でがんばって打ってもらってくれい。大山も福留に気を遣う必要はないぞー!自分のことやれー!

試合後。大山は「あのプレーが今日の結果にもつながった」と敗戦の責任を一人で負った。
4番の自覚の証しだと思うのは甘い?

昨日も今日も、明日の大山を楽しみにしてるよ。
それ以外になにもない。

[今日のマルテ]

今こそ4番狙うチャンスですぜ(悪い顔)

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