13三振、でも見えたもの。

〈5/11 阪神 1-5 中日 (甲子園)〉

勝:柳
敗:メッセンジャー

打ちあぐねていた中日柳を、今打てるヤツは高山だ。
5回、メッセの代打で高山が打席に入ったとき、なんと高い納得度だったか。
そして高山は得意の悪球打ち。
矢野監督の代打策が的中。
…と、ここまでは想定内。
ちょっと目を見張ったのは、高山の走塁。
ライトの守備に問題はなかったように見えたが、高山は1塁蹴って2塁へ!
いいぞ高山!
高山にはなかなかスタメンでのチャンスはないけど、そしてこの走塁を見せられたら、またチャンスあるかもな、って思いたい。
守備だ。守備頑張れ。

9回の一走福留の3塁への走塁は、さすが福留さん。
だけど、当然走る、と思って見てたわけではないので、福留さんにはいつだってハッとさせられる。

守備では悪い意味で糸井が目立ったゲームとなった。
抜いたように見えることがある。
それは糸井の身体能力の高さを知っているからこそでもある。
だが、新聞記者さんの問いに対して矢野監督は、初回の大島を2ベースにしたことについて、「俺は悪くは言わない」とコメントした。
これは、なかなか強烈なメッセージだと思うな。
ベテランの選手にとって、新聞通じてとやかく言われることほど、気持ちの悪いことはない。
ましてや監督が矢面に立ってかばったんだ。
つまり、糸井自身がわかっていることだから、次からまた頼んだぞ、というメッセージだ。
糸井自身、何も思ってないはずがないから、これは糸井に刺さる。
さぁ糸井、またいいとこ見せてくれな!

この日を楽しみにして観戦したTORACOのみなさん!次だってよ!次行こう!

[今日のマルテ]

オールドスタイルとそうでない日は何基準?
ビジターがオールドスタイル?

This entry was posted in コラム. Bookmark the permalink.