エースと4番

〈4/12 阪神 4-9 中日 (甲子園)〉

勝:笠原
敗:メッセンジャー

解説の福本さんの言葉を借りるなら「えげつないな」
4回表のビシエドのレフトへの弾丸みたいなホームランは、メッセの失投でもなく、むしろよく制球されたボールだった。
打ったビシエドがすごい。
0-3

6回表。ビシエドの打席。
梅野からの返球を、グラブでボールを叩くように受け取るメッセ。
ファウルで粘るビシエド。
これはマズイ、と思った8球目。今度はアウトコース低め。ライトスタンドまで運ばれてしまった。
0-5

4番ビシエドの二発。
試合を決定づけるホームランを打った。
そして何より、相手エースの気持ちを切らせた。
これぞ、4番だ。

メッセが打たれたことよりも、二本目のホームランのあとにメッセのピッチングが変わったことが哀しい。援護がなくても我慢強く投げてくれるメッセを見るのが大好きだ。それがない。ある種の喪失感を感じたイニングになってしまった。

ビシエドみたいな外国人助っ人の4番不在の中、8回表。これまで4番を打ってきた大山のところにピッチャーの名前が入った。
2点差まで追い上げようとも、埋められない点以上の差があった。

木浪、プロ初ヒットおめでとう!
シーズンはまだ始まったばかり。
そう思い直すのに木浪のこのヒットを役に立てよっか。

[今日のナバーロ]

ナバーロが4番打ってくれてもええんやで~!

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