能見さんの100勝目!

〈6/28 DeNA 2-3 阪神 (横浜)〉

:能見
:ドリス
:山崎

4番筒香は動けなかった。
インコース低めのストレートがズバン!
能見さんが39歳1ヵ月で、節目の「100勝目」を達成した。

このことについて聞かれた金本監督が
「あ、そうなの!?
130勝ぐらいしているイメージがあったので」
というコメントをしたと聞いてガッカリした。
能見さんのうわずる声のヒーインを聞いたあとだったから余計にそう感じたのかもしれない。
多分ドリスが持っているというウイニングボールを「もらいます」といつになく強めの口調で言ったり、慣れたはずの湯浅アナが相手でも明らかに緊張しているのがわかるし、湧き出る感情と涙を抑えようと不自然に大きな声になったり、とにかくマウンドとは別人の能見さんだった。
自分で「エースじゃない」なんて言うときもあったけど、100勝は達成したかったんだなって思うし、本当に嬉しかったんだろうなって思った。
能見さんがどんな思いでやっと手にした100勝だったか。
自分一人で達成できる数字ではないから、という感謝の深さも見えた。
恐らく、このヒーイン中に監督インタビューを受けているので能見さんのコメントは聞いていないとは思うのだけど、だからといっても監督だ。
祝福と労いの言葉を発してほしかったし、選手の節目の記録をとぼけたりしないでほしい。
そりゃ世界記録ではない。けれど、選手が大切にするものに対して、あまりにも軽率で敬意を欠いた発言ではないか。
アニキ流のコメントといえばそうともいえるし、ベンチ裏ではちゃんとしてるのかもしれないけど、こういうことは表できちんとしてほしい。
誤解されるよ。私みたいなのに。

能見さんが達成した「100勝」は誰にでもできることではない。
誇らしい記録。おめでとうございます。

そしてサンテレビのカメラマンさんが撮ってくれてた試合後のベンチの清水誉さん。一緒に何勝したかなぁ…
最後でいいからハイタッチしたくてずっと待ってたくせに、あえてのそっけないハイタッチに、能見さんへの気遣い感じたわ…いいキャッチャーだ。泣かせるな。

今日は、昨日ほどは打てなかったし、DeNAのミスに助けられた勝利となったが、先発・岩田が試合を作った。
6回途中で継投に入ったが、岩田らしいピッチングでゴロの山を築いた。
荒れない試合になったのは、丁寧なピッチングのおかげ。
能見さんに勝利をもっていかれたのに祝ってくれてありがとう!
次は、ウイニングボール持って帰ってほしいな。
ナイスピッチング!

「打」では北條!
9回の先頭で、8球粘っての2ベースはまぐれじゃない。エラーもあったけど、取り返したね!

戻ってくるべき人が戻ってきた。
さぁいこう!
能見さん優勝したいってよ!

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