初!初!初!

〈5/27 阪神 9-1 巨人 (甲子園)〉

:才木
:野上

劇的な幕切れ…とも違うし、終わり良ければ…でもないし。
中谷主演の「レフトゴロゲッツー劇場」は、観る者に「は?」を刻んで終わった。

9-0と大量リードして迎えた9回表。
この日、右肩不調のマテオに代わって登録されたモレノが登板した。
モレノは1点を失い、尚も連打を浴び、一死満塁。
打席には長野。

長野は、レフトへ大きく飛ばし、中谷が構えて待った。
中谷はグラブで「捕球」して、返球のためボールを持ちかえたところで落とした。
ところが、三塁塁審はこれを「捕球せず落球によるフェア」とジェスチャーしており、中谷は三塁へ返球。大山がベースを踏んでから二塁転送。巨人の選手が走っていなかったのでダブルプレーが完成した。試合終了。
誰もが混乱するプレーだった。いや、プレーではなくジャッジか…。
ともかく、三塁塁審のジャッジを見ていれば、走らなければならなかったと思う…なんてな。ちょっと酷か。
高橋監督が抗議するも、リクエストの対象ではないプレーでもあり、なんとも言えない結末となった。

・・・・・中谷が悪い。(笑)
今季1号の先制の2ランホームランを打って、この試合に勢いをつけたので、間違いなくヒーローの一人であったはずだが、お立ち台には上がれなかった。そらそうよ(笑)
大山の野球脳と集中力はよかった。それは収穫。

終わり方はこんなだったけど、今日の巨人のプレーにはスコアブックには載らないミスがあまりにも多すぎた。
初回の、先頭坂本はなんであんな感じで三盗出来ると思ったのか。飛び出ただけ?
あのプレーは、先発の才木を落ち着かせるのに、十分過ぎるほどの効能をもたらしてくれた。
そして才木のピッチングは素晴らしかった。
糸を引くようなストレートと変化球を使い分け、長坂のミットめがけて腕を振った。
そうそう、スタメンマスクの長坂も今日は落ち着いていた。
巨人相手に、しかも満員の甲子園だ。自信持っていい堂々のプロ初勝利だ。
「エースと呼ばれる投手になれるようにがんばります」
お立ち台でそう言った19歳の活躍が眩しくて嬉しい…!

そして8回!
熊谷がプロ初打席で初ヒット!
昨日の盗塁失敗も、ちゃんと取り返すあたりものすごいソツない選手。こういう人がシレッと後々怖い(笑)

さぁこい山崎!昨日の私の熱い妄想が今となっては恥ずかしいので早く打ってほしい!
場面は無死1,2塁。
その初球。
右打ちばっかり見せてたのが、しっかり引っ張ってレフトへのヒット!しかもこれがタイムリー!
移籍初ヒット初タイムリーキター!!
ありがとう!!!!

巨人の雑な守備や攻撃に助けられたとはいえ、三連勝はでかした!
大山は二日連続の猛打賞。よしもう大丈夫だな!?
さぁ交流戦だ!ホークスだ…!お、おう…(声ちっちゃ)

[今日のロサリオ]

打順は7番に。しっかし下がったねー…(´・ω・`)

才木への返球はわざとおどけてたりしたね。秋山に「ロサリオの返球が元気ない」って言われたからだね。これは若い才木のためにだ。優しいロサリオ。次は自分のために。その調子やで!

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