伝統の一戦に勝利。

〈10/1 巨人 4-5 阪神 (東京ドーム)〉

:岩田
:ドリス
:田口

ちょ待って。
いつから先発は5回までってなったん。
昨日も、今日も、な…

さて。

試合前、昨日上本にぶつけてしまった巨人・畠が上本に謝りに行ったのだとか。
「うまく避けられなくてごめんな」
と、上本も返す。

二人とも、いいよ。
私のために争わないで もうこれ以上。
(まりや)

その畠、5回から田口のあとのマウンドに立った。
畠よかったね。投げておかないときっと不安は大きくなる一方だ。
だけど由伸監督は思い切ったなぁ。
CS出場を賭けた本拠地最終戦。絶対負けられない試合だった。
そして畠の名前を告げたイニングは、上本の打順を含んでいるところだ。

由伸監督と金本監督の采配は似ているな、と思うことがある。
畠を出したところはまさにそういうところだった。
で、どちらもそのときは結構痛い目に合ってる。

畠、初球、上本に真っ向勝負いって、ド真ん中のストレート。
これを上本、レフトスタンドの深いところまで運んだ。
畠、深呼吸するも、続く糸井にも初球をライトスタンドへ運ばれた。
中谷を空振り三振にとったところで、アウトカウント間違えベンチに戻ろうとしてしまうほど、畠は動揺していた。

使えない、と降ろしてしまうのは簡単だ。
それでも3イニングを畠に預けた由伸監督は、勝敗を投げたわけでもないけど、なんだろうな、育成と、それから、意地もあるんだろうな。似てる。

試合後の、由伸監督挨拶はグッときた。
「阪神ファンの皆様、多数の方に足を運んでいただきまして、本当にありがとうございました。」
大歓声で応えるレフトスタンドのタイガースファン。
単純…私も同じく(笑)

タイガースがCSファーストステージを戦うのは、ベイスターズに決まった。
心して、甲子園へ戻ろう。

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