ああ、勝てた…

〈5/3 ヤクルト 4-8 阪神 (神宮)〉

:岩貞
:山中

必由館高の先輩である山中との対決。
岩貞は、立ち上がり苦戦して、初回に押し出しの四球を与えてしまう。
昨夜の嫌な敗戦があるから先が思いやられた。
違う、思いやられた程度じゃない…負けた思いました。
結論は先送りしないタイプやわ。
でも岩貞は違った。(違うよ)
2回表、二死満塁で入った打席、結果は空振り三振だったけど、山中に8球を投げさせた。
満塁で得点できなかったことを思えば、不満に感じるはずが、そう思わなかったのは岩貞に意地を見たからかな。
2回を終わったところで51球も使ったのに、我慢強く6回を投げ、勝利投手の権利を持ってマウンドを譲った。

6回表に鳥谷が勝ち越しのタイムリーを放ち、私は目頭を押さえたわけですが、なんといっても先頭の荒木ちゃうかな、と!
この日今季初スタメンの荒木、レフトへのヒットを放つとそこは守備には難ありのバレンティン。素手で処理しようと雑なのをその目で見て二塁へいったのは集中できてていいね!今うちにそういう子なかなかいないもの!(笑)
続く上本のバントでもスタート良く、3塁セーフ!
足が武器でもそれを活かせるというのはまた別の話で、荒木は試合にも入っていたしよくわかってた。そして何より、必死だった。
何人おんねん…という候補だけは豊富な内野守備陣にあって、荒木は食い込んだ。

そして福留、4安打の固め打ち。
2回表には、1塁ベースの向こう側を左足で踏んでしまい、転倒。心配したけど9回表には、北條のヒットで2塁から激走。バレンティンのボールになった時点で、超高速&全力で腕回す高代コーチが色んな意味でなんとも鬼(笑)

直前の8回裏がマテオ劇場、そして福留の前の打者となっていた江越のバント失敗…流れはスワローズにある。そんな1点差の中、振り払ってくれたのはさすが福留。
ヒーインで「その前に江越のミスがあったんですけど、取り返してやろうと思って」と打席に入ったときの心境を語った。さすが後輩想いの福留。蒸し返す。(笑)

マテオは、大変やったなー。
なんでもないピッチャーゴロを処理して3アウトのはずが、自身のお手玉で1点差に迫られる4点目を献上。
ロジンを投げつけたマテオに、鳥谷が声をかけにいった。香田コーチは一度行ってるからもう行かれへんしね。
鳥谷にはピッチャーへの声かけにもっと積極的に行ってほしいだとかよく聞くけど、積極的もなにも、行くべきタイミングと役割の問題やって、聞くたび思うんですよね。
このときの内野は、荒木、大和、糸原、鳥谷。ほら、行った。

…とここまで書いて、マテオ以外はいかにもスカッと快勝したみたいだけど、攻撃ではバント失敗(私も蒸し返す)や、二度のスクイズも失敗など、まだまだ…
ヤクルトはノーヒットで4点。こちらが全部あげたもの。ヤクルトはヤクルトで考えなあかんけど、つまりこの日はそういう試合だったと。

糸井の右足は大丈夫?
本塁クロスプレーには珍しく怒りを露わにしてたね。

さぁ次。今度こそしまっていきましょう。

[今日のキャンベルちゃん]

山中対策で、左が並んだ!
従って本日はベンチで静かにしてました!(笑)

This entry was posted in コラム. Bookmark the permalink.